南海トラフ地震に備えるブログ

南海トラフ巨大地震の予兆や被害規模、シミュレーションなど地震に備えるために必要な情報を書いて行きます。

地震の震度による被害や揺れの想定について

実際のところ、地震が起こった場合、

震度の違いによってどのくらいの被害があるのが

想像ができませんよね。

 

この記事では、

地震の揺れと想定される被害について見て行きます。

 

 

震度0

人は揺れを感じない。

 

震度1

家の中で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる程度。

 

震度2

家の中で静かにしている人の多くが揺れを感じる。

釣り下がったもの(電灯など)がわずかに揺れる。

 

震度3

家の中にいる多くの人が揺れを感じる。

棚にある食器類が音を立てることがある。

電柱の電線が少し揺れる。

 

震度4

歩いている多くの人が揺れを感じる。

つり下がっているものは大きく揺れて、棚になる食器は音を立てる。

車を運転している人の中にも揺れを感じる場合がある。

 

震度5

棚の食器類、本棚の本が落ちてくることがある。

窓ガラスが割れて落ちてくることがたまにある。

電柱が揺れているのがわかる。

 

震度5強

ものにつかまらないと歩くことが難しい。

固定していない家具が倒れてくることがある。

自動車の運転が困難になる。

 

震度6弱

立っていることが困難になる。

壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。

耐震性の低い木造住宅では、倒壊するものもある。

 

震度6

這わないと動くことができない。

固定していない家具のほとんどが移動、倒れるものが多くなる。

耐震性の高い木造住宅でも、壁などにひび割れ・亀裂が見られることがある。

 

震度7

揺れに翻弄される。

ほとんどの家具が移動し、飛ぶものもある。

耐震性の高い木造住宅でも、まれに傾くことがある。

 

 

いかがでしょうか。

震度5を超えるとまともに立っていられない状況になります。

その上、家具などが倒れてきたり、古い建物だと倒壊する恐れもあります。

 

そうならないように、事前に家具は固定しておくことが大切ですし、

自分の家の構造について理解しておかなければなりません。

 

東日本大震災(2011)や熊本地震(2016)においても

建物の倒壊により、下敷きになって命を落としてしまう人も多くいました。

 

自分が体験して見ないと実際にはわからないかもしれませんが、

どのくらいの震度でどのくらいの被害や揺れが想定されているのか

知っておくことがとても重要ですので今回ご紹介しました。

 

参考にしてみてください。

 

 

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