南海トラフ地震に備えるブログ

南海トラフ巨大地震の予兆や被害規模、シミュレーションなど地震に備えるために必要な情報を書いて行きます。

南海トラフ巨大地震で富士山が噴火する可能性はある?その危険について解説

南海トラフ巨大地震が起こった時、

その揺れによる建物損壊、火災の発生などによる

直接的な被害以外にも想定しておくべき災害があります。

 

それは富士山の噴火による被害です。

静岡県山梨県はもちろんのこと、

もし富士山が噴火したら東京にも大きな被害が出ます。

 

ここでは富士山が噴火した場合の被害について

解説していきます。

 

富士山は噴火するの??

 

あまり知られていないことですが富士山は噴火する可能性がある

活火山という部類に入ります。

5000年という長いスパンにおいて、火山活動を続けています。

直近で噴火したのはおよそ300年前になり

ます。

いつ噴火してもおかしくないのが富士山なのです。

 

 

富士山の噴火によって麓付近にはどんな被害があるのか。

富士山の麓に住んでいる人がいるとすればまずは

次の点について気をつけなければいけません。

 

・噴石

火砕流

・溶岩

・火山ガス

 

東京都に住んでいる人も注意が必要な火山灰

 

もっとも広範囲に被害を広げるのは火山灰です。

東京に住んでいる人も他人事ではありません。

f:id:ka210guitar0405:20181021204906j:plain

これは富士山が噴火した場合の火山灰が散布する

範囲を示したものです。

 

風向きにも影響は受けますが、

東京にもおよそ2センチの火山灰が積もる可能性があります。

 

火山灰には、火山ガラス、岩石の欠片、

鉱物結晶などが含まれており、その小さな灰によって、

呼吸が困難になったり、目を傷つけたり、皮膚が火傷するなど

人体に多くの影響を及ぼします。

 

また、火山灰によって

電車がスリップするなど公共交通機関がマヒし、

降り積もった火山灰に雨が降るとその重さで家屋が

倒壊してしまう可能性があります。

 

また火山灰が散布することで太陽の光が遮られ、

植物、農作物が育たないという影響が出ます。

 

火山灰が降ってしまうと空をさまよい続け、

長期間に渡り、被害を受ける可能性があります。

 

しかも、火山の噴火は多くの人はあまり想定していないため、

備えが足りず、思いもしない被害が出てしまうのです。

 

 

南海トラフ巨大地震により富士山が噴火する可能性は?

 

過去に富士山が噴火した例を振り返ってみると

富士山の最後の噴火である宝永大噴火が起こる49日前に

日本最大級の地震である宝永大地震が起こっていました。

 

つまり、地震の影響により火山の噴火が起こったということです。

 

南海トラフ巨大地震が起こることを予測する場合には

合わせて富士山の噴火について考えておく必要がありそうです。

 

 

 

このブログのトップは以下のリンクからアクセスできます。

nankaitorafu-jishin.hatenablog.com