南海トラフ地震に備えるブログ

南海トラフ巨大地震の予兆や被害規模、シミュレーションなど地震に備えるために必要な情報を書いて行きます。

津波を引き起こす山体崩壊!日本でも起こる可能性が大いにある!

インドネシアのスンダ海峡に押し寄せた津波は、

多くの犠牲者を出しています。

今のところ、日本人の被害者は報告されていないようですが

まだ現場の情報が明確でないので油断は許されない状況です。

 

今回の津波はなんだか急に起こったような印象で、

原因は地震ではありません

 

いったい何が原因だったのでしょうか。

 

今回の津波の原因は「山体崩壊」です。

これは火山の噴火によって大規模に山が崩れ、

海に流れて津波を発生させる現象です。

海底で地滑りが起こり、津波を発生させます。

 

各種報道では最大90センチの津波が押し寄せ、

死者は200名以上にのぼるようです。

実際は高潮と合わせて、体感で2メートルの津波

押し寄せてきたようです。

 

このような火山活動の影響による津波は日本でも

考えられるのでしょうか。

 

実は日本でも過去に山体崩壊による大津波が起こっています。

1792年、長崎県島原市眉山火山性地震で山が崩れ落ち、

対岸の天草市に大きな津波が襲いました。

この時の死者は1万5000人と言われています。

 

また、1741年には北海道の松前町の渡島大島で山体崩壊が起こり、

その影響で起こった津波により1500名の犠牲者が出ました。

 

日本にはいまだ火山活動を続けた山が数多く存在しており、

その危険性はぬぐいきれません。

あまり知られていませんが、富士山も活火山で

いまだ活動を続けています。

 

もし富士山が山体崩壊したらとんでもない被害に

なることが簡単に予想できます。

 

特に2013年以上に火山活動が活発化している小笠原諸島についても

津波の心配があります。

 

東日本大震災でも経験したように津波よる被害は

かなり大きなものです。

 

何も起こってない今のうちに対策しておくことが重要です。