南海トラフ地震に備えるブログ

南海トラフ巨大地震の予兆や被害規模、シミュレーションなど地震に備えるために必要な情報を書いて行きます。

過去の例から学ぶ地震の恐ろしさ!東日本大震災と熊本地震

1.東日本大震災(2011年3月11日)

 

三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。

 

これは1995年に兵庫県南部で起こった自身のおよそ1000倍のエネルギーに相当したそうです。なんと国内の観測史上最大の地震でした。連日のテレビ放送が続き、その被害の大きさと悲惨さを痛感した人も多かったのではないでしょうか。

 

この地震によって、宮城県栗原市震度7宮城県福島県茨城県、栃木県においても震度6強の強い地震が広範囲で観測されています。

 

この東日本大震災で最もインパクトが強かったのが津波でした。太平洋沿岸を中心に高い津波が襲い、東北から関東地方にかけて甚大な被害を受けました。この地震により命を落とした人のうち、9割の人が津波で亡くなっています。過去の事例から見てもこのような大きな津波は想定されておらず、まさかこんな被害が出るとは誰も思っていなかったでしょう。

 

この地震では、さらに埋立地などの地盤がゆるく、地下水位が浅いところにおいて、液状化現象が発生し、地盤沈下、下水管やマンホールが浮き上がるという現象が起こりました。この影響で建物も傾きました。

 

 この地震による死者・行方不明者は約1万8000人となりました。

 

 

2 熊本地震

 東日本大震災インパクトが強かったため、少し記憶が薄れているかもしれませんが、熊本地震も非常に多くの被害がありました。この地震の特徴は、震度7を短い期間に2回記録したことにあります。しかも、この熊本地震では、震度1以上の地震が合計で4,296階発生するという、余震の多さも特徴でした。

 

 この地震により、倒壊した家の下敷きにとなり、命を落とした人は50名ほどになりました。また、この余震の多さはこの地域に住む人々に不安と恐怖を与え続け、避難生活のストレスなど心的な負担の多い地震でもありました。この心的なストレスにより命を落としたとされる人も170名ほどに登りました。

 

特に高齢者の方や小さな子どもを育てているお母さん方にとって、避難生活は苦痛を伴います。中には車の中で避難生活を送る「車中泊」者の増え、狭い車内で生活することになり「エコノミー症候群」を発症する人も出てきました。

 

 建物被害においては、耐震基準が2000年に見直されましたが、この基準を満たした建物でさえ、損壊してしまうなど直下型地震の恐ろしさを痛感することになりました。

 

 

いかがでしたでしょうか。

日本は本当に地震の多い国です。

2011年に大きな地震を経験し、その5年後にまた熊本で地震

経験することになってしまいました。

 

今後、地震はいつ、どこで起きるかわかりません。

そのために万全の備えをしておく必要があるのです。

 

これまでの地震の内容を把握し、次にどんな地震が来ても

慌てずに行動できるようにしておきましょう。

 

 

 

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