南海トラフ地震に備えるブログ

南海トラフ巨大地震の予兆や被害規模、シミュレーションなど地震に備えるために必要な情報を書いて行きます。

半割れって何?地震が起こった際の防災指針を政府が提示

12月11日に政府の中央防災会議の有識者会議において、

南海トラフ巨大地震により、大規模な地震が起こった場合、

特に半割れのケースについて対策を進める報告書をまとめました。

というニュースがあったのですが、

 

半割れって何?

 

ということがそもそもわかりませんでした。

この記事では「半割れ」について説明します。

 

 

南海トラフ巨大地震の規模はかなりのものです。

西は九州・四国から東は愛知・静岡まで広範囲に渡ります。

 

地震はすべての地域で起こるかもしれないし、

この範囲のうち一部の地域で起こるかもしれません。

 

この半割れは、この地震が起こるかもしれない範囲の一部で

地震が起こった場合ことをさします。

 

例えば、静岡、愛知、和歌山で大規模な地震が起こったとします。

この場合、四国や九州では地震は起こっていませんが

近いうちにこの地震の影響により、地震が起こる可能性が

高くなっています。

 

このように一部の地域においてのみ地震が起こった場合に

まだ地震が起きていない地域に防災対策の行動について

情報をどんどん伝えていこうというのが

半割れが起こったときの対策、報告書です。

 

半割れ以外にも、一部割れ、ゆっくりすべりという言葉も出てきています。

 

半割れ

南海トラフ地震が起こると予想されている範囲のどちらか半分で巨大地震が起こった場合です。高齢者など、避難に時間がかかる人は1週間ほど地震が起こる前に移動を呼びかけます。

 

一部割れ

半分まではいかないが、南海トラフ地震が起こるであろう範囲の一部で地震が起こった場合です。この時、他の範囲においては特に避難指示は出ません。

 

ゆっくりすべり

地震は起こっていないが、プレートが徐々に動いている場合です。

 

 

地震が起こってしまった場合には、

被害のあった地域にどうしても目が生きがちなのですが、

これから起こるかもしれない地震を抱えた地域の

恐怖も計り知れないものです。

 

日頃から準備しておくことはもちろんのこと、

どういった地震のパターンがあるかも

調べておいたほうがいいかもしれません。

 

 

 

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