南海トラフ地震に備えるブログ

南海トラフ巨大地震の予兆や被害規模、シミュレーションなど地震に備えるために必要な情報を書いて行きます。

南海トラフの場所はどこ?

 

そもそも南海トラフがどこかわかりますか。

静岡県駿河湾から紀伊半島、四国沖を通り、

九州の沖合までの700キロに渡る範囲を指します。

 

南海トラフは3つの区域に区分できます。

東海、東南海、南海の3つの震源域に分かれます。

 

f:id:ka210guitar0405:20180921182616j:plain

 

地震活断層と海溝型の2つの地震があります。

活断層型は数万年に1回の周期、

海溝型は100から200年の周期で発生しています。

 

この南海トラフ地震ですが今わかっている情報は次の通りです。

 

1.地震の発生規模はマグニチュード8〜9クラス

 

 

2.地震の発生確率は

  10年以内 20%程度

  30年以内 70%程度

  50年以内 90%程度

 

3.地震の周期は88.2年で70年前に地震が発生。

 この地域において、もっとも近年発生した地震は次の2つです。

 1946年の昭和南地震マグニチュード8. 0)

 1944年の昭和東南海地震マグニチュード7.9)

 

 つまり、今後、50年以内にはほぼ間違いなく南海トラフ地震は発生し、

マグニチュード8、9クラスの規模になることがわかります。

 

この地域は長い間、大きな地震が起こっていません。

一箇所で大きな地震があると他の範囲に広がっていく可能性があり、

 

東日本大震災は南北500キロに渡るプレートが動きましたが、

南海トラフは700キロですからそれ以上ということになります。

範囲もとても広いのです。

 

この南海トラフ地震は確実に来るとわかっていますから

政府もその対策を進めています。

その一つとして、海上保安庁が海洋調査を行なっているのです。

その結果、年間5センチから3センチの速度で

プレートが動いていることがわかりました。

 

特に大きく動いたのは紀伊半島、四国南方沖だそうです。

 

観測の開始が10年前なのでひずみの蓄積どはわからないのですが

このひずみが大きいほど地震が大きくなります。

 

 

このブログのトップは以下のリンクからアクセスできます。

nankaitorafu-jishin.hatenablog.com